株式会社中根塗装

外壁塗装

外壁塗装の塗り替えはなぜ必要か

私たちの生活は住まいによって守られています。
そして、その住まいは屋根や外壁に守られているわけですが、屋根材や外壁材を雨や紫外線から守っているのが1ミリにも満たない薄い塗膜なのです。
この塗膜には寿命(耐用年数）があり、新築時に使用されている塗料で5～6年、現在新しく開発されているフッ素樹脂塗料※でも15年前後といえます。

それに対し日本の住宅の平均寿命はおおよそ30年、この住宅の建材を保護している塗膜が劣化し痛んでしまうと屋根材や外壁材などが直接雨や紫外線を受けてしまうことなり、住まいの構造体の劣化や雨漏りの要因ともなってしまいます。
ゆえに、お住まいを守っていくためには、住宅の一生の間に2～3回、表層の塗膜の寿命に応じて屋根材や外壁材の「塗り替え」が必要となってくるのです。

また、単に建物を保護するに留まらず、外壁や屋根はもとよりやバルコニー廻りや玄関周りなど好きな色でメイクアップすることで長く住めるよいお住まいになります。

こんな症状が出たら外壁の塗り替え時期です！！

□ 壁を手で触ると、白い粉が付く
□ 腐れ・サビがある
□ カビやコケがある
□ 内壁が変色して黒ずんでいる
□ 外壁にひび割れがある

外壁塗装に使用される塗料

合成樹脂調合ペイント	2～4年
従来最も多用されてきた塗料。安価。

アクリル系塗料	4～6年
油性ペイントより耐候性に優れ、色あせしにくい。

ウレタン系塗料	7～9年
耐久性、耐候性、耐薬品性に優れ、多方面で使用されている。

シリコン系塗料	10～12年
フッ素樹脂に次ぐ高耐候性。外壁塗装に推奨品。

フッ素系塗料	12～15年
高耐候性で塗膜はガラス質に近く、汚れも付きにくい。高価なのが難点。

無機系塗料	18～20年
フッ素系の約1.5倍の耐久性。

屋根塗装

屋根の種類

屋根を覆うことを「屋根を葺く」といい、その材料を屋根材と呼びます。
屋根材には日本家屋でよく使われる瓦や、スレート、金属屋根などがあります。
また、新しい屋根材としてガリバリウム鋼板、アスファルトシングルなども注目されています。

瓦
粘土瓦、いぶし瓦など
耐用年数：50～100年	葺き上げ重量：50(kg/m2)
耐久力：◎	強度：△	防火性：◎
メンテナンス性：定期的なメンテナンスで長期使用可能

セメント瓦
耐用年数：粘土瓦より劣る	葺き上げ重量：40(kg/m2)
耐久力：○	強度：△	防火性：◎
メンテナンス性：6～7年を目処に塗料の劣化に伴う塗り替えが必要

スレート
天然スレート、石綿スレート、ノンアスベストスレート
耐用年数：20～25年	葺き上げ重量：20(kg/m2)
耐久力：△	強度：×	防火性：○
メンテナンス性：7～8年に1度、塗装が必要

ガルバリウム
耐用年数：50～100年	葺き上げ重量：7(kg/m2)
耐久力：◎	強度：◎	防火性：◎
メンテナンス性：6～7年に1度、塗り替えが必要

トタン金属
耐用年数：10～20年	葺き上げ重量：5(kg/m2)
耐久力：△	強度：△	防火性：○
メンテナンス性：3～4年に1度、塗装が必要

アスファルトシングル
耐用年数：約20年	葺き上げ重量：―
耐久力：○	強度：○	防火性：×
メンテナンス性：6～7年に2度、塗り替えが必要

屋根の種類について

塗り替えは手軽で経済的な屋根リフォームの方法です。
塗り替えできる屋根材はセメント瓦、化粧スレート、金属系屋根、アスファルトシングルなど、表面が平らなものに限られます。
主に使われている塗料はフッ素樹脂、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂の4種類ですが、最近はフッ素樹脂やシリコン樹脂が主流になっています。
また、遮断熱塗料もよく用いられています。